予防歯科診療

予防歯科

予防歯科
家族で食事や会話を楽しむためにも、お子さんと親御さんが一緒に予防を行うことをおすすめしています。
お口を健康にすることは、「家族と会話や食事を楽しめる」ことにつながります。当院は、ご家族皆さんが楽しい生活を送れるようにお手伝いしたいと考えています。
そのために、親御さんが予防のために定期的に通院することの大切さをご説明しています。なぜなら、親御さんの姿を見ることで、お子さんも自然と歯科医院へ定期的に通院できるようになることが期待できるからです。
親御さんとお子さんが一緒に予防に取り組めるように努めています。長期的に食事や会話を楽しむためにも、当院で定期検診を受けてはいかがでしょうか。

むし歯の原因はバイオフィルム

歯間や歯と歯茎の境目には、歯ブラシでは落とすことの難しい細かな汚れが残っています。
このネバネバした汚れをバイオフィルムといいます。
バイオフィルムには、バイ菌が住みつき、放っておくとむし歯や歯周病、口臭、全身のさまざまな病気の原因となってしまいます。
バイオフィルムが形成されると、抗菌剤やフッ素化合物などの薬剤が歯の表面まで到達しない為、十分な効果が期待されなくなります。

プロによる徹底的なクリーニング「PMTC」

プロによる徹底的なクリーニング「PMTC」
PMTCとは、専用の器具を用いて行うプロによる歯のクリーニングの事です。
毎日のブラッシングで落としきれなかった汚れを完全に除去し、むし歯や歯周病を防ぎます。
どんなに毎日丁寧に磨いていても、歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)には歯ブラシが届かない箇所ができてしまうため、磨き残しが出てしまいます。
PMTCを行う事で、自身では取り除けない汚れを除去し口腔内を清潔に保つことができます。

定期健診でしっかり予防を行いましょう

定期健診でしっかり予防を行いましょう
今や歯科医療の主流は、「治療」から「予防」になりつつあります。
悪くなってしまったところを治療するのはもちろん大切なのですが、それだけでは「悪くなっては治療し、また悪くなっては治療し」の繰り返しになってしまい、健康な歯がどんどん少なくなってしまいます。
大切なのは「これ以上お口の健康が損なわれないような口腔環境をつくること」なのです。
現在痛みを感じている方はもちろん、そうでない方も定期的にチェックして頂く事をオススメしております。

当院の予防歯科ではカリオグラムを導入しております。

カリオグラムとは

カリオグラムはスウェーデン王立マルメ大学 う蝕予防学教室の故・ブラッタール教授とグンネル・ペターソン博士が開発した、う蝕に関する因子の相互関係を円グラフで表してわかりやすく視覚化するものです。
一人ひとり異なるむし歯の原因と効果的な予防プログラムを、わかりやすいビジュアルで示してくれるので、「何がむし歯の原因だったのか」「何をすればいいのか」を患者さんと一緒に考えることができます。

矯正治療

矯正治療とは
自分の歯で一生噛めるようにするためには、むし歯や歯槽膿漏にならないように日頃の注意(歯みがきの励行・定期検診)が必要です。
昨今の日本では、食生活の変化から顎の発育が悪くなり不正咬合になる子供が多くなってきています。
不正咬合の場合、物をよく噛めないばかりか、磨き残しから虫歯や歯槽膿漏にもなるリスクも増えます。
また、心理的にもコンプレックスをもちやすく、心身の発育に悪い影響を及ぼします。
矯正治療を行って、美しい笑顔とキレイな歯並びになり、心身ともに健康になっていただきたいと思います。

不正咬合(悪い歯ならび)が心身に与える影響

  • 歯磨きが上手にできないためむし歯になりやすい
  • 食べ物を上手く噛むことができない
  • 発音が悪くなり、上手にしゃべることができない
  • 全身のバランス(姿勢)が悪くなり、頭痛やスポーツなどに影響がある
  • 歯並びが悪いことに心理的ストレスを感じる場合がある
  • 見た目が悪いということだけではなく、日々の生活から健康に悪影響を及ぼす可能性がある

矯正治療の流れ

STEP1 精密検査

より詳しい情報を知るための検査として、診断に必要な歯の型、顔や口の中の写真、レントゲン写真、その他の診断用資料の検査を行います。
お口を拝見し矯正治療の概略や可能性についてご説明します。
納得のいくまでご相談ください。

STEP2 診断

検査結果をもとに治療プランの詳細をお話いたします。
十分にご説明をさせていただき、患者さんのご希望をお聞きした上で適切な治療方針を決めていきます。
診断の結果にご納得頂いた上で受診されるかどうかをご判断いただきます。

STEP3 装着

一般的に初めの数回は装置を取り付けるため、少なくとも60分~120分ほどのお時間をお取りしています。

STEP4 治療開始

設置後は、3~6週間に1回のペ-スで通院して頂きます。
治療内容にもよりますが、一回の処置はおおよそ30~50分程度です。
個人によって異なりますが 成人の場合矯正治療終了まで約1.5~2.5年程かかります。

STEP5 保定治療

歯の移動が完了し、希望の位置に歯並びが揃ったところで、矯正期間は終了します。
しかし移動したばかりの歯は数年かけて定着させないと再び元の場所に戻ってしまいます。
そのため、動かした歯を支える骨や歯周組織が安定するまで、保定装置を装着します。通院は2~6ヶ月に1回となります。

顎関節症

顎関節症とは

顎関節症とは
硬いものを食べている時、顎のだるさを感じたり、疲れたりすることはありませんか?そのだるさがひどくなって、顎を動かす時痛みを感じるようになったり、口が途中までしか開けられなくなることがあるかと思います。
このような日常のちょっとしたタイミングで顎の病気は出現します。この状態をそのままにしていると「口をあけようとすると痛い」「顎を動かす時カクンカクンと音がする」「あまり大きく口があかない」といった症状が固定してしまいます。
原因はいくつかあり状態も異なりますがこのような症状をまとめて顎関節症と呼んでいます。

顎関節症の主な症状

  • 大きく口を開けると「カックン」という音がする。
  • 大きく口を開けると関節が痛い。
  • 朝起きると口が開かない時がある。
  • 口の開閉がスムーズにいかない。

子供の顎関節症について

子供の顎関節症について

子供が顎関節症を訴えるケースも増えています。
原因は大人と同様にストレスを受けているということにも関係があるようです。とくに、中学生・高校生の受験の年に発症している例が多くあります。
受験勉強をする際に猫背になっているのも問題と考えることができます。
成長期にある子供にこそ、顎をしっかり使う食事で顎を鍛える、適度な運動を行い姿勢を正しくする、規則正しい生活をして過度なストレスにさらさない、といった基本的なことに注意してあげたいものです。

当院にご相談ください。

顎関節症は、子供~高齢者まで幅広くみられる病気ですが、特に20~30代の女性に多く見受けられます。
顎関節症が原因で、肩こりや難聴、手足のしびれなど、さまざまな体の不調に、つながっていくこともあります。お気軽にご相談ください。